マルカレットボーイ（1986年生、母カネスイート）

マルカレットボーイ（1986年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレッドルーラー（当時10歳）と交配したカネスイートが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）待兼牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

8月6日、デビュー戦は溝橋秀吉騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

8月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で溝橋秀吉騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山雄一騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、久保田敏彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた11戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3200m 曇）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミントスターから1馬身半差の2着に敗北した。

4月7日、中1週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（7戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（8戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアツムテキに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。