ステイブレイズ（2011年生、母フロントアクセス）

ステイブレイズ（2011年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋閃光」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時17歳）と交配したフロントアクセスが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本隆志。戦績は、中央平地19戦1勝、地方19戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中本隆志から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,000万円（2.5万×400口）で一口馬主が募集された。

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

7月28日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、6着に終わった。

3歳（2014年）

5月11日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ7着に沈んだ。

6月28日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入った。

7月20日、連闘で迎えた6戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。17頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のユウキファインを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（2015年）

5月3日、約9か月の休養明けで迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

6月28日、中7週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。

8月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた12戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月25日、中9週で迎えた13戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた14戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の土湯温泉特別（福島芝1800m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

5歳（2016年）

1月24日、中9週で迎えた15戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の蒲郡特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

2月20日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下の大牟田特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

4月16日、中7週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月21日、中4週で迎えた18戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の三条特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

7月31日、中9週で迎えた19戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の新発田城特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

10月3日、中8週で迎えた20戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、プロキオン賞（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月24日、中6週で迎えた21戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、マルチウイン特別（浦和ダート1400m 雪/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

12月26日、中4週で迎えた22戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、おおつち鯨山トレッキング賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

6歳（2017年）

1月3日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、初富士賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg戻して迎えた24戦目は、奥州商工会議所青年部杯（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったセイユニコーンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月26日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハートハンターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドミライに9馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた28戦目は、ガーベラ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた29戦目は、エメラルドピンク賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンストゥナイトに約10馬身の大差をつけて4勝目をつかんだ。

6月5日、中1週で迎えた30戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた31戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、アレクシス賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた32戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、ティンカーベル賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた33戦目は、紅ちどり賞（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた34戦目は、一戸まつり賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のランフォージンに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

8月26日、中1週で迎えた35戦目は、田瀬湖賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた36戦目は、南部牛追唄全国大会賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月17日、中1週で迎えた37戦目は、盛岡手づくり村工房まつり賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた38戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、南部杯カウントダウン8（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。