ゴールドミライ（2013年生、母ゴールドサリー）

ゴールドミライ（2013年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋未来」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時10歳）と交配したゴールドサリーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊郷牧場。主な勝ち鞍は2017年のターフチャレンジ(一般C1)。

経歴

デビュー前

ゴールドホースクラブにてで一口馬主が募集された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月23日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

4月2日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

6月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

9月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。17頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、JBC川崎まであと5日（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミョウジュに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、JA岩手ふるさと奥州うまいもん屋杯（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンボリテレサに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2017年）

3月19日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンマルビューティを強烈な末脚で3/4馬身差し切って下馬評通りの実力を証明した。

4月10日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったステイブレイズに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた12戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアストロブレームに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ゴールドアラシにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月19日、中2週で迎えた14戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアテストに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中3週で迎えた15戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャンテヴィーヴァを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

5歳（2018年）

1月27日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

4月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月17日、中4週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた20戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、アガパンサス賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた21戦目は、ジュライカップ（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた22戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月15日、中1週で迎えた24戦目は、新食感!岩手・盛岡純米めん賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた26戦目は、ノウゼンカズラ賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ヴィクトリアレーヴに交わされて4馬身差の2着となった。

9月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた28戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、区界賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた30戦目は、ジョージア賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた31戦目は、錦秋湖賞（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた32戦目は、ゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

6歳（2019年）

3月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（11戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月31日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（12戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月7日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（13戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4月14日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（14戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（15戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったキャンティに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月28日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（16戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（17戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月12日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（18戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（19戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月2日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（20戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた43戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、ばんえい十勝杯（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた44戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（21戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のベターオフをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

6月24日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（22戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。