メイショウフェリオ（2020年生、母メイショウキズナ）

メイショウフェリオ（2020年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+幸福(エスペラント)」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンヒカリ（当時9歳）と交配したメイショウキズナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。戦績は、中央平地6戦0勝、地方35戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2024年の一般C2 15。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月9日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は432kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3歳（2023年）

3月25日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で国分優作騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

8月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で国分優作騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた7戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

10月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月5日、中4週で迎えた10戦目は、C2二3歳以上（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4歳（2024年）

1月24日、中6週で迎えた11戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4月26日、中4週で迎えた15戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた16戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×夜のウーマんチャンス（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のメイショウチェリーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2 15（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエヌタンホイザーに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月16日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスターホウジュに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月30日、中1週で迎えた19戦目は、しし座特選（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のベニエに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月9日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1-9（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村松翔太騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったフレイムソードに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で村松翔太騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のベッケンバウアーに2馬身半の差をつけて5勝目を収める

8月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村松翔太騎手（6戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマリノリリアンを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って優勝

8月24日、中2週で迎えた23戦目は、長崎街道中原宿特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で村松翔太騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったマリノリリアンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

鮫島克也厩舎（佐賀）へ入厩。

9月29日、中4週で迎えた24戦目は、なまらがばいJBC賞-6組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村松翔太騎手（8戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムボビーダンを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月20日、中2週で迎えた25戦目は、ふるさと納税にもオススメ!佐賀牛杯（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で村松翔太騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、キタサンドライバーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた26戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で村松翔太騎手（10戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ムーンオブザサマーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月23日、中1週で迎えた27戦目は、朔風賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で村松翔太騎手（11戦7勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた28戦目は、三冬月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で村松翔太騎手（12戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた29戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、もみの木賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったエイシンチェンバーをクビ差捉え切れず2着となった。

5歳（2025年）

2月5日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた30戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったパイロデキセキにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中3週で迎えた31戦目は、カラスミ賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

デビュー前

武井和実厩舎（川崎）へ入厩。

4月7日、中4週で迎えた32戦目は、イースター賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

5月14日、中4週で迎えた33戦目は、加藤雄真騎手を鞍上に迎えて、雷電賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた34戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、ラベンダー特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた35戦目は、ファイナルアンサー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた36戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のガトーショコラ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた37戦目は、満漢全席賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤雄真騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月21日、中1週で迎えた38戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、アマゾン賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた39戦目は、牝馬限定戦のチョコミント賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月22日、中1週で迎えた40戦目は、秋晴特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた41戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド川崎第2戦（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

11月18日、中4週で迎えた42戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、アッサム賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はゴールドシリカと並んで4着同着となった。