ウィリングハーツ（2019年生、母ロトラトゥール）

ウィリングハーツ（2019年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「やる気、意志力」。毛色は栗毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時10歳）と交配したロトラトゥールが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は広富牧場。主な勝ち鞍は2022年のSAGAリベンジャーズ。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

3月13日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた2戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジュエリーノハナを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったリュウノマキロイを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月4日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したミユキゲコクジョウを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

6月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の777Real杯（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のGIダイヤモンドレース!杯（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2023年）

3月5日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、ダビスタゲーム実況生配信中（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた11戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったエルドラゴに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で出水拓人騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた15戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で出水拓人騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で出水拓人騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒメリュウキンカに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

7月18日、中1週で迎えた17戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で出水拓人騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた18戦目は、伊吹山のお花畑賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で出水拓人騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた19戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた20戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったエドノアズマオーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月15日、中3週で迎えた21戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた22戦目は、うまてなしDX賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（12戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

11月26日、中1週で迎えた24戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。