メモリークレリック（1986年生、母ハシマニツシユ）

Memory Cleric

1986.03.20

メモリークレリック（1986年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のレッドルーラー（当時10歳）と交配したハシマニツシユが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）待兼牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、中央障害2戦0勝。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

9月9日、デビュー戦は溝橋秀吉騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ビューチプレスに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月8日、中1週で迎えた3戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

11月11日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着に入った。

4歳（1990年）

1月20日、中5週で迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。