サンマルスイート（2014年生、母スイートリトリート）

サンマルスイート（2014年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時15歳）と交配したスイートリトリートが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は三城牧場。主な勝ち鞍は2017年の一般C22。

経歴

デビュー前

小島太厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

1月7日、デビュー戦は小島太一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3月5日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小島太一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小島太一騎手（2戦0勝）。17頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島太一騎手（3戦0勝）。17頭立ての14番人気で大外17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

5月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小島太一騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

7月15日、中6週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小島太一騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

10月12日、中8週で迎えた8戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた9戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアフロディーテに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月23日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月27日、中4週で迎えた11戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のムーンシュトラールを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

4歳（2018年）

2月18日、中7週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小島太一騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は垂れてしまい15着に終わった。

5月20日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

10月27日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初也騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

5歳（2019年）

8月3日、約8か月半の休養明けで迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初也騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って18着に終わった。

12月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6歳（2020年）

2月22日、中9週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた19戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの八代特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた20戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 雨/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。