ダイナブルータス（1983年生、母スカーレツトインク）

Dyna Brutus

1983.05.20

ダイナブルータス（1983年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時12歳）と交配したスカーレツトインクが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦3勝。

経歴

1歳（1985年）

12月8日、12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のキャロルシローに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（1986年）

3月23日、4歳400万下（中山ダート1200m 雪/不良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月20日、4歳400万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のマーチングボーイに1馬身の差をつけて勝利を収めた。

5月4日、3歳G2のNHK杯（東京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は田村正光騎手。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

5月24日、4歳900万下の駒草賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアカネライコウを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。