カテリーナロード（1987年生、母ブルーハクレイ）

カテリーナロード（1987年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時12歳）と交配したブルーハクレイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）小泉牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着3回、地方25戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の筑紫野賞(B1)。

経歴

デビュー前

梶与四松厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

3月31日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、カリンカにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はオースミマイシンと並んで2着同着となった。

9月29日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマルササマンサに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5歳（1992年）

4月27日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、広森久雄騎手を鞍上に迎えて、襟裳岬特別（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた8戦目は、歯舞特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンイチバンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月19日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、對馬宏昭騎手を鞍上に迎えて、アポイ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、シャクシャイン特別（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で對馬宏昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1993年）

2月6日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、手島勝利騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた12戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のブラボーロードに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた15戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスズタカオーに半馬身の差をつけて3勝目を収める

5月23日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月4日、中1週で迎えた20戦目は、天山賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月22日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた22戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦2勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったツギタテブリッチから7馬身差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（11戦2勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（1994年）

3月6日、約6か月の休み明けで迎えた24戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月25日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（13戦2勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトーヤシンフォニーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月5日、中0週で迎えた27戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（14戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた28戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（15戦3勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた29戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（16戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた30戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカイキョウロマンに1馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

7月2日、中1週で迎えた31戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（17戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナヒメをクビ差制して6勝目を手に入れた。