リングオブハピネス（2013年生、母セフティパラダイス）

リングオブハピネス（2013年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「幸せの輪」。毛色は栗毛。種牡馬のコンデュイット（当時8歳）と交配したセフティパラダイスが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はフジワラフアーム。2019年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

7歳のとき、フジワラファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、岡田スタッドによって110万円で落札された。

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月14日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、トレジャートローヴに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

12月19日、中1週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のレッドディヴェルを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2016年）

3月26日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月11日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（2戦1勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

12月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4歳（2017年）

1月21日、中4週で迎えた11戦目は、S.フォーリー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

3月12日、中6週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた13戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた14戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1800m 外回り小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

8月20日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、3歳以上500万下の村上特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（京都芝2000m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアグネスリバティに3馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5歳（2018年）

2月3日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の稲荷特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下の太宰府特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松若風馬騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

7月1日、約4か月の休み明けで迎えた21戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の木曽川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた22戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の信夫山特別（福島芝2600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（2019年）

2月3日、中7週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月14日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーライオンからハナ差の2着となった。

5月4日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月30日、中7週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐久間寛志騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフランドルから1馬身半差の2着に敗北した。

9月29日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で佐久間寛志騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメメニシコリに半馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

11月2日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた31戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐久間寛志騎手（8戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7歳（2020年）

1月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた32戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝3170m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝3170m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月25日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月16日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた35戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で小坂忠士騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。