アピアランス（2000年生、母クインムラマサ）

アピアランス（2000年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「外見」。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時14歳）と交配したクインムラマサが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方18戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般C4。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月22日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

4月13日、中2週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

7月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた7戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

11月7日、中5週で迎えた8戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ホ（宇都宮ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオープンポケットに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4 22（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクギャラクシーに5馬身の差をつけて制した。

12月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルテスコからアタマ差の2着に甘んじた。

12月27日、中2週で迎えた11戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。

4歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のパープルクロスに3/4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

2月12日、連闘で迎えた15戦目は、一般C4 19（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモトマチアウィンに半馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

2月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早川順一騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハナケンサンライズをクビ差制して制した。

3月7日、中1週で迎えた17戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早川順一騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月14日、連闘で迎えた18戦目は、あんず特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で早川順一騎手（9戦5勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3ロ C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で早川順一騎手（10戦5勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3ニ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で早川順一騎手（11戦5勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月6日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で早川順一騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4イ C5イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で早川順一騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナポレオンフィックに3馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

9月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で早川順一騎手（14戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のベルグエクセルをクビ差制して優勝

9月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた25戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。