ラピスアダマンス（2020年生、母ナムララピス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑田正己から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会山地真吾によって726万円で落札された。

坂本昇厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2022年）

7月25日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は503kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のリッキーザキングに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月22日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のフューチュリティスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマサノエンペラーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（2023年）

2月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦の船橋フューチュリティマイル（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

3月14日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦のアネモネ特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のボルドーグリフォンに2馬身半の差をつけて制した。

4月16日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦3勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた7戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のポピー特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったトノパーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月5日、中4週で迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、江戸切子特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳オープンのアレキサンドライトカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田昂騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月25日、中2週で迎えた10戦目は、やまなみ五湖「宮ケ瀬湖」「奥相模湖」賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月19日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、Rakutenesportsカップ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

4歳（2024年）

1月19日、中3週で迎えた12戦目は、スイートピー賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

2月8日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、三ツ矢スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた14戦目は、マーチスプリント（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（6戦3勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月27日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の仲春特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（7戦3勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた16戦目は、ヒメジョオンスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したレイジングリヴァーにクビ差届かず2着となった。