マサノエンペラー(2020年生、母ルーナデラセーラー)

Masano Emperor

2020.05.05

マサノエンペラー(2020年5月5日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby(当時10歳)と交配したルーナデラセーラーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前田ファーム。主な勝ち鞍は2022年のリアトリスデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前田ファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会古賀禎彦によって484万円で落札された。

張田京厩舎(船橋)へ入厩。

2歳(2022年)

7月25日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、2歳戦のリアトリスデビュー船橋ダート1000m 晴/良)に出走。馬体重は464kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のキミカワイイネに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月22日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のフューチュリティスプリント船橋ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手(1戦1勝)。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、ラピスアダマンスに交わされて1馬身差の2着に敗れた。

9月1日、中0週で迎えた3戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新生特別浦和ダート1400m 曇/良)に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のピュアアメリカンに5馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

3歳(2023年)

3月21日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若草特別浦和ダート1400m 曇/稍重)に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のクロッカススプリント船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手(1戦0勝)。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のヤマブキスプリント船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は張田昂騎手(2戦1勝)。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のポピー特別浦和ダート1400m 晴/不良)に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた8戦目は、サマーダッシュ船橋ダート1000m 曇/良)に出走。鞍上は本田正重騎手(2戦0勝)。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた9戦目は、蓮沼ダッシュ船橋ダート1000m 晴/良)に出走。鞍上は張田昂騎手(3戦1勝)。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったラッキーストーリーを3/4馬身捉え切れず2着となった。

8月7日、中1週で迎えた10戦目は、天の川スプリント船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手(4戦1勝)。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた11戦目は、爽秋特別浦和ダート800m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手(5戦1勝)。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、エルロイにクビ差交わされて2着となった。

9月22日、中2週で迎えた12戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の秋遅草特別浦和ダート800m 曇/重)に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。