エルロイ（2019年生、母ロサガリカ）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

6月25日、デビュー戦は石崎駿騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヤマイチノアに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のリバーサイドジュニア特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のリバーサイドアイドル特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

9月29日、中6週で迎えた4戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアブクマポーロ・メモリアル（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の新鋭特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3歳（2022年）

3月1日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のクロッカススプリント若潮スプリントTR（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳S3の若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメーテルにクビ差届かず2着となった。

12月20日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4歳（2023年）

1月18日、中3週で迎えた13戦目は、睦月スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

2月8日、中2週で迎えた14戦目は、早春スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた15戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の木芽月特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた16戦目は、若葉スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。最後はジャックフォンテンと並んで2着同着となった。

4月4日、中2週で迎えた17戦目は、神速賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木間塚龍馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、4着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた18戦目は、京葉スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木間塚龍馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた19戦目は、クレマチススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木間塚龍馬騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

デビュー前

矢野義幸厩舎（船橋）へ入厩。

6月21日、中6週で迎えた20戦目は、ジュウイチスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木間塚龍馬騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

7月22日、中3週で迎えた21戦目は、夏の陣ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったレイジングリヴァーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月7日、中1週で迎えた22戦目は、オーガストダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は木間塚龍馬騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るモーモーブラックを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

9月1日、中3週で迎えた23戦目は、爽秋特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（7戦1勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマサノエンペラーを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

9月22日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の秋遅草特別（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木間塚龍馬騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイグレースを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を掴み取った。

9月27日、連闘で迎えた25戦目は、東京トゥインクルファンファーレ船橋賞（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木間塚龍馬騎手（9戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のレイジングリヴァーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月27日、中3週で迎えた26戦目は、秋の山スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木間塚龍馬騎手（10戦4勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

11月28日、中4週で迎えた27戦目は、ホトトギススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木間塚龍馬騎手（11戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた28戦目は、カトレアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木間塚龍馬騎手（12戦4勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサトノムスタングに1馬身の差をつけて制した。

12月27日、連闘で迎えた29戦目は、KRAトロフィー（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で木間塚龍馬騎手（13戦5勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5歳（2024年）

1月19日、中2週で迎えた30戦目は、房総スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で木間塚龍馬騎手（14戦5勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず3着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた31戦目は、春告鳥スプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で木間塚龍馬騎手（15戦5勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では閃光のような末脚を披露し、3着に入った。

2月28日、中2週で迎えた32戦目は、朧月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で木間塚龍馬騎手（16戦5勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた33戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で木間塚龍馬騎手（17戦5勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、5着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた34戦目は、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で木間塚龍馬騎手（18戦5勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた35戦目は、ネモフィラスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で木間塚龍馬騎手（19戦5勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。