アイグレース（2020年生、母ローズドサハラ）

経歴

デビュー前

2歳（2022年）

8月9日、デビュー戦は秋元耕成騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のランディーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月20日、中9週で迎えた2戦目は、2歳戦の新風特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のカナリアフレイバーに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月23日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月23日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、2歳戦の浦和ジュニアチャンピオン（浦和ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2023年）

4月24日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

5月31日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦のポピー特別（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（5戦2勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の雛芥子特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋元耕成騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた8戦目は、ウインドベル特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で秋元耕成騎手（7戦2勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた9戦目は、芙蓉特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で秋元耕成騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のステラセイコーに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

9月22日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の秋遅草特別（浦和ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、エルロイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月20日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の錦秋特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（10戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のトンデコパに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月21日、中4週で迎えた13戦目は、マルチフェイス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた14戦目は、チャーチルダウンズ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（12戦3勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた15戦目は、射手座ダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

4歳（2024年）

1月9日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の開運特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（14戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、フェブラリーダッシュ（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

3月27日、中6週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の仲春特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（15戦3勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では稟性のガッツでゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

4月12日、中1週で迎えた19戦目は、くじら座スプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（16戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた20戦目は、シャクヤクスプリント（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のハクサンオリヒメに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。