カナリアフレイバー（2020年生、母マジッククレスト）

経歴

デビュー前

1歳のとき、クラウンから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会尾田信夫によって1,925万円で落札された。

2歳（2022年）

6月24日、デビュー戦は笠野雄大騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトキメキパラダイスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月22日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のリバーサイドジュニア特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

9月28日、中9週で迎えた3戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアローセプテンバー・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新風特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイグレースを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月9日、中2週で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの川崎若駒オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のジュニアスプリント（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたキモンツガル決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（2023年）

2月9日、中9週で迎えた7戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒椿スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

3月21日、中5週で迎えた8戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若草特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のチューリップ特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、逃げるプレストアルファを差し切れず、6馬身差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンの若竹賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

7月24日、中6週で迎えた13戦目は、九十九里特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた14戦目は、勇魚特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

9月25日、中6週で迎えた15戦目は、彼岸花特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で野畑凌騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた16戦目は、銚子特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野畑凌騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のリアルミーをハナ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

12月18日、中7週で迎えた17戦目は、クリスマスローズ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野畑凌騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月19日、中4週で迎えた18戦目は、スイートピー賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野畑凌騎手（9戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた19戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、三ツ矢スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月4日、中3週で迎えた20戦目は、イカリソウスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の仲春特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。