キモンツガル（2020年生、母コパノチカチャン）

キモンツガル（2020年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+津軽(地方名)」。毛色は鹿毛。種牡馬のコパノリチャード（当時10歳）と交配したコパノチカチャンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦2勝。主な勝ち鞍は2022年のスズランデビュー。

経歴

デビュー前

新井清重厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2022年）

5月6日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスズランデビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は471kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のチェルカトローヴァに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月24日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦の紅花特別（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシャイニングスター賞（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のリバーサイドジュニア特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた5戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフューチュリティスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

9月28日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のアローセプテンバー・メモリアル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦1勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた7戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサンストーン特別（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若鷹特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた9戦目は、2歳戦のジュニアスプリント（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のカナリアフレイバーをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

12月17日、中2週で迎えた10戦目は、2歳戦の千両スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

3歳（2023年）

1月19日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の若駒スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の寒椿スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた13戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の弥生スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳S1の桜花賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のクロッカススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のヤマブキスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

5月28日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた18戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月23日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、鬼のイチオシ登別ブランド特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた21戦目は、江差追分全国大会特別（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月24日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの冬至特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

4歳（2024年）

2月4日、中5週で迎えた23戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

3月21日、中6週で迎えた24戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般A7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた25戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般B8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。