アイノパートナー（1987年生、母アイノフェザー）

アイノパートナー（1987年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアイノセントスキー（当時6歳）と交配したアイノフェザーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）明成牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月27日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、4着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

4月14日、中6週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯沢誠治騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入った。

4歳（1991年）

1月26日、約7か月半の休み明けで迎えた8戦目は、富田正信騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で富田正信騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で富田正信騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイセイテンをアタマ差制して待望の初勝利を挙げた。

3月24日、中1週で迎えた11戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で富田正信騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスクイーンから6馬身差の2着となった。

4月21日、中3週で迎えた12戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で富田正信騎手（4戦1勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で富田正信騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月16日、中4週で迎えた14戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は富田正信騎手（6戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイギフトから2馬身差の2着となった。

8月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で富田正信騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。