ホッカイギフト（1987年生、母ホツカイスズラン）

ホッカイギフト（1987年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のハギノカムイオー（当時8歳）と交配したホツカイスズランが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着3回、中央障害4戦2勝2着1回、地方10戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の障害4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月5日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

6月10日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、トキノカチドキに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

7月28日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本勝美騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したマントルに半馬身届かず2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で坂本勝美騎手（5戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、2着となった。

9月2日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂本勝美騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で坂本勝美騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

10月20日、中4週で迎えた11戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

11月11日、中2週で迎えた12戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

4歳（1991年）

5月3日、約6か月の休み明けで迎えた13戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサテリーから3馬身半差の2着となった。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大江原哲騎手（2戦0勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のディビーグローに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月6日、中2週で迎えた16戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノパートナーに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

11月24日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は坂本勝美騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

6歳（1993年）

7月7日、約19か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、一般A（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた19戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、大雪山特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた20戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、大倉山特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山元久巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山元久巳騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（1994年）

1月6日、中2週で迎えた24戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山元久巳騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月12日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山元久巳騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山元久巳騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山元久巳騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。