キョウエイグラビア（1999年生、母キョウエイクエスト）

キョウエイグラビア（1999年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時20歳）と交配したキョウエイクエストが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、地方21戦2勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

遠藤茂厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2002年）

8月10日、デビュー戦は川本裕達騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1190m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1190m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルカンファイトに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月21日、中7週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

12月12日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のポンテヴェッキオに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2003年）

1月17日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2十（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2九十（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

3月7日、中3週で迎えた10戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（大井ダート1390m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2六七八（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月8日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

10月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた20戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた21戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。