センターショウセイ（1987年生、母ファインレリーナ）

センターショウセイ（1987年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のタイテエム（当時18歳）と交配したファインレリーナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）林農場。戦績は、中央平地11戦3勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

5月20日、デビュー戦は田島裕和騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月10日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のドラマチックラブに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルササマンサに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1991年）

2月24日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

3月9日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

9月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のニホンピロフラワーを3/4馬身振り切って休み明け初戦をモノにした。

10月20日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた10戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

12月21日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。