キクノスパイダー（2008年生、母ケイビイスパイダー）

経歴

デビュー前

2歳（2010年）

9月26日、デビュー戦は佐々木忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は419kg。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

10月9日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコアレスマグナムを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた4戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の菊田一夫記念館レース（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

12月13日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、2歳戦の日本一の山葡萄の郷レース（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に終わった。

3歳（2011年）

1月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

6月27日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた7戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東関部屋どすこいレース（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた9戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の宮古兜明神岳レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた10戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月8日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンシスイメイを凄まじい末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

11月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた16戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のワタリクリノハナに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

4歳（2012年）

1月9日、中2週で迎えた18戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月9日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のハセノヒマワリを3/4馬身振り切って制した。

5月21日、中5週で迎えた20戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のサチノステディーに1馬身の差をつけて5勝目を手にした。

8月6日、中8週で迎えた22戦目は、玉山区夏まつりレース（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトシノシーロにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた23戦目は、三陸山田オランダ島レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

9月29日、中5週で迎えた24戦目は、南部杯カウントダウンあと9日（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ジャングルスターに交わされて1馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた25戦目は、B級グルメ十和田バラ焼きレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた26戦目は、心をひとつに岩手競馬（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた27戦目は、花巻温泉郷レース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた28戦目は、大馬神杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のキャニオンランズを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

5歳（2013年）

1月5日、中3週で迎えた29戦目は、一般B2十一（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノハヤブサに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。