ランブリングローズ（1992年生、母シャダイハマナス）

ランブリングローズ（1992年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時6歳）と交配したシャダイハマナスが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の早春賞(900万下)。

経歴

デビュー前

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

2月11日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、勝ったセントカーンにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマルタカサドラーズに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1996年）

6月23日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

11月2日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 小雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして前にいた7頭を差し切り、最後は2着のナイススイートに1馬身1/4の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

12月7日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメジロスクエアに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5歳（1997年）

1月7日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下の東雲賞（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の早春賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアイズオブユーをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。