ナムラストーム（2008年生、母ストロングソレイユ）

ナムラストーム（2008年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋嵐、激動」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時15歳）と交配したストロングソレイユが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方35戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年のすず農林漁業まつり特別(B1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ナカノファームから「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、ナカノファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月12日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3歳（2011年）

1月12日、中3週で迎えた2戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

4月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のとも&あゆ結婚記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルコンプソスに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の名物食べて復興支援牛タン（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川添明弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた9戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の観能の夕べ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の千里浜特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の心むすび大祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の漆器まつり特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の蔵コンサート特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の千枚田あぜの万燈特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松戸政也騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイショウタイタンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のすず農林漁業まつり特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松戸政也騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のカズノキセキに1馬身の差をつけて優勝

10月25日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A3（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で松戸政也騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、金沢市民マラソン特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で松戸政也騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた19戦目は、日高町産駒杯（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で松戸政也騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヤマタケブリンクに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月11日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で松戸政也騎手（11戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月20日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、一般C3二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で松戸政也騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2012年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から5kg戻して迎えた22戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、ののいち椿まつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったフラココに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2二（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた25戦目は、住吉大祭特別（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、春季例大祭特別（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（13戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天与の負けん性を発揮して諦めることなく走り切り、4着を確保した。

5月20日、中1週で迎えた27戦目は、オートモビルミーティング特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ウェディングドレスに交わされて3馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（15戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた29戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（16戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた30戦目は、大ちゃん三十路おめでとう杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（17戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ジーニーに交わされて1馬身差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた31戦目は、能登半島最北端の灯り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松戸政也騎手（18戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマキハタフォルテに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月4日、中1週で迎えた34戦目は、寺家キリコ祭り特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた35戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1三（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた37戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、リトル・マエストラ完成記念特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。