ピュアココロ（2015年生、母ピュアプレジャー）

ピュアココロ（2015年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「清い＋心。動じない心をもつ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時14歳）と交配したピュアプレジャーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上欽哉。主な勝ち鞍は2019年の気分上昇ワイドナルミッツ賞(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

1月7日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

2月25日、中6週で迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4月28日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月29日、中7週で迎えた6戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

9月26日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

4歳（2019年）

4月17日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したクリスマスカクタスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマッターホルンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサツキミラクルに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月19日、中2週で迎えた15戦目は、まるごと!エンタメ～ション賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた16戦目は、レジェンド折茂賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったギニーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた18戦目は、きこない咸臨丸まつり賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したポップスフラッシュにクビ差届かず2着となった。

8月14日、中1週で迎えた19戦目は、気分上昇ワイドナルミッツ賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のヨシノルキーに1馬身の差をつけて制した。

8月27日、中1週で迎えた20戦目は、オニユリ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた21戦目は、ダリア特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた22戦目は、日高町商工会特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた23戦目は、ヤマモミジ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は落合玄太騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた24戦目は、姫林檎特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5歳（2020年）

4月15日、約5か月半の休み明けで迎えた25戦目は、ふきのとう特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた26戦目は、スミレ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月21日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、ライラック特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた28戦目は、アヤメ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（12戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

6月30日、中4週で迎えた29戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、くちなし特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた30戦目は、キングサリ特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は阪野学騎手（13戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた31戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、花菖蒲特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた32戦目は、鳳仙花特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仲原大生騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた33戦目は、稚内ブランド特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で仲原大生騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったツウカイヴィータに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月3日、連闘で迎えた34戦目は、サッポロ生ビール黒ラベル特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で仲原大生騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた35戦目は、百日草特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は阪野学騎手（14戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた36戦目は、パンプキンタウンわっさむ特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（15戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた37戦目は、レ・コードな町新冠特別（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（16戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

2020年11月4日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。