ピースワンハーツ（2013年生、母ラクシャリーラス）

ピースワンハーツ（2013年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋心」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時13歳）と交配したラクシャリーラスが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は佐藤鉄也。戦績は、中央平地3戦0勝、地方42戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の一般C2四。

経歴

デビュー前

1歳のとき、佐藤陽一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、長谷川成利によって216万円で落札された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月27日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

4月23日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

6月26日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリトルオーラに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き3着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた8戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレコパンレイラニに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

9月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた10戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた11戦目は、エトワールカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた12戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた13戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホウルスカイを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

11月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C2 44（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

12月13日、中0週で迎えた16戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 42（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

4歳（2017年）

1月4日、中1週で迎えた18戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

1月14日、中0週で迎えた19戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村松翔太騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた23戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、さくらの日賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた24戦目は、奥州前沢長者ヶ原廃寺跡賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた25戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、江刺桜まつり賞（水沢ダート850m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた26戦目は、ジャスミン賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた28戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた30戦目は、ルレープ賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた32戦目は、コンフィダンス賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた35戦目は、大槌キッチンカープロジェクト賞（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

7月22日、連闘で迎えた36戦目は、盛岡市職員盛駿会会長杯（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

8月7日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（9戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた39戦目は、チョコフレーク賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月22日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、マリノパシフィカスにクビ差交わされて2着となった。

9月4日、連闘で迎えた42戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月11日、連闘で迎えた43戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（13戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のミコマッシグラをハナ差振り切って4勝目を手にした。

9月25日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1五（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた45戦目は、楽天銀行賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（15戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。