イッツマイタイム（2013年生、母エイブルインレース）

イッツマイタイム（2013年3月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時19歳）と交配したエイブルインレースが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、地方36戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年のハイビスカスデビュー。

経歴

デビュー前

渡邊貴光厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2015年）

8月3日、デビュー戦は本田正重騎手を鞍上に据えて、2歳戦のハイビスカスデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のミリオンロードに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月10日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のリバーサイドスター特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月28日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳戦のおおたか特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3歳（2016年）

1月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の水仙賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の菜の花賞（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の桃の花賞（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月14日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のさくら賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあやめ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の萌の事は俺が守る!萌LOVEドッきゅん!（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

11月10日、中5週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた11戦目は、皆に感謝!これからもどうぞよろしく杯（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた12戦目は、よみうりランドジュエルミネーション賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4歳（2017年）

1月26日、中6週で迎えた13戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4月25日、中4週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた17戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた19戦目は、楽天競馬10周年記念賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、黒百合賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた21戦目は、おうむ産業観光まつり賞（門別ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた23戦目は、景勝様似八景日高耶馬渓特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月17日、中1週で迎えた25戦目は、浦河町ソガベツの滝賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したシーイズアレディに3/4馬身届かず2着となった。

8月29日、中1週で迎えた26戦目は、日高生産連特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた27戦目は、石狩鍋記念日特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で石川倭騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた28戦目は、トレニア特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石川倭騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた29戦目は、日高町家畜自衛防疫組合特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石川倭騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた30戦目は、イチョウ特別（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で石川倭騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエイシンスリーエスに2馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

11月12日、中2週で迎えた31戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、マイファンタジー賞（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた32戦目は、ポリアンサ賞（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月10日、中1週で迎えた33戦目は、クリプトポダ賞（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた34戦目は、ピンクチャーム賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

5歳（2018年）

3月26日、約3か月の休養明けで迎えた35戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた36戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。