アリイタヤス（2015年生、母プリティタヤス）

アリイタヤス（2015年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ハワイ、オアフ島ノースショアのアリイビーチより＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時8歳）と交配したプリティタヤスが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬正。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方7戦3勝。主な勝ち鞍は2018年の竜神特別。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月23日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトンボイに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3歳（2018年）

3月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松山弘平騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では非凡な末脚を発揮し、3着に入った。

4月7日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

5月13日、中4週で迎えた7戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、5着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた9戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた10戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では脚を伸ばせず16着に敗れた。

8月16日、中5週で迎えた11戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヤクルトカップ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノスケアマゾンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の新涼特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のデルグレネをアタマ差振り切って勝利をモノにする

10月3日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の竜神特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモダンガールを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた15戦目は、日本初!水素パウダー発売記念杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた17戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、日本初!水素パウダー発売記念杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。