ユウターチェイサー（2008年生、母タカイロドリゴ）

ユウターチェイサー（2008年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋追撃者」。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時20歳）と交配したタカイロドリゴが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害19戦1勝2着3回。2013年の三木ホースランドパークジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

1月23日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

3月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

5月7日、中8週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で17番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

7月10日、中6週で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

8月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月18日、中4週で迎えた8戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた9戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルチョコレートから半馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中6週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2012年）

1月9日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月17日、中9週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 小雨）に出走。鞍上は金子光希騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムライジンから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタトルネードに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月30日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

10月28日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイシングロウから5馬身差の2着となった。

5歳（2013年）

2月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた22戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は金子光希騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月21日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた24戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月25日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

9月14日、中2週で迎えた26戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。