ヴィーナスリップス（1991年生、母メルドスポート）
Venus Lips
1991.03.17
ヴィーナスリップス（1991年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時11歳）と交配したメルドスポートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地13戦0勝2着2回、地方39戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の一般B3-3。
経歴
デビュー前
尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1993年）
12月5日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したシーガルクインにアタマ差届かず2着に惜敗した。
3歳（1994年）
1月9日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したエブリウーマンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。
2月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。
2月26日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
3月26日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢昭典騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
6月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。
7月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢昭典騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。
10月30日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。
11月13日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（8戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
11月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
12月17日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊川正達騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。
4歳（1995年）
4月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から43kg増やして迎えた14戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月23日、中1週で迎えた15戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月3日、中0週で迎えた16戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウデンオーから1馬身差の2着となった。
5月14日、中1週で迎えた17戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダッシングアタックに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
5月29日、中1週で迎えた18戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月11日、中1週で迎えた19戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモクセイに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
7月10日、中1週で迎えた21戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月25日、中1週で迎えた22戦目は、ひまわり賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（2戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月20日、中3週で迎えた23戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月27日、中0週で迎えた26戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（5戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月10日、中1週で迎えた27戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアクティブライナーに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。
11月29日、連闘で迎えた31戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた32戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月25日、中1週で迎えた33戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキー（金沢ダート1700m 雪/不良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1996年）
1月4日、中0週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（7戦3勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウンテンボールから3馬身差の2着となった。
9月23日、約9か月の休み明けで迎えた35戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月8日、中1週で迎えた36戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月22日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月4日、中1週で迎えた40戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月16日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月27日、中1週で迎えた42戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（13戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6歳（1997年）
1月8日、中1週で迎えた43戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（14戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月14日、約3か月の休み明けで迎えた44戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（15戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月28日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた45戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5月13日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月27日、中1週で迎えた47戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月9日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田隆騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月24日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田隆騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月22日、中1週で迎えた51戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。