リアクションレート（2007年生、母カタリスト）

リアクションレート（2007年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時10歳）と交配したカタリストが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方21戦1勝2着3回。2009年のフローラルカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。7歳のとき、シグラップ・マネジメントから「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

8月25日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は400kg。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライアンズコンガを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、中3週で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったオノユウに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2010年）

8月17日、約11か月の休養明けで迎えた3戦目は、ひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったクインリースマイルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月15日、中3週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、スウィフトカレント賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月26日、中5週で迎えた5戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、アドマイヤジャパン賞（門別ダート1800m 雪/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4歳（2011年）

5月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、サッポロビール特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

5月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、一般C3-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

6月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、あじさい特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた10戦目は、アガパンサス特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で小林靖幸騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、JAとまこまい広域メロン特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林靖幸騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた13戦目は、うまレターサマー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林靖幸騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた14戦目は、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」賞（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で小林靖幸騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で小林靖幸騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-1（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で小林靖幸騎手（11戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-1（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で小林靖幸騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

11月13日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したコスモキンプウを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

12月24日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5歳（2012年）

1月9日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。