ミヤジライディス（1992年生、母タツノメロウ）

経歴

デビュー前

2歳（1994年）

10月9日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったフィールドソングに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月27日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアロンシーザーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレインボーガイセンに3馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

3歳（1995年）

1月15日、中4週で迎えた5戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦2勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（6戦2勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンのすみれステークス（京都芝2200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（7戦2勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

6月18日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下のロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・トロフィー（中京芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は力尽きて13着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の雲仙特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4歳（1996年）

2月11日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

3月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた13戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月25日、約5か月の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。