ロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・トロフィー

レース展開

マジックキスが全馬を引き連れる展開、その半馬身後ろを進むリアルプリンス

先頭に躍り出たのはマジックキス。僅かなリードで集団を牽引。2番手にリアルプリンスが続く。続いて、ワールドハンサムが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはプログラムとサウンドバリヤー。その1馬身後ろ、ミヤジライディス、スターレセプション、マヤノトップガンらは中団前寄り。マルシゲギャロップは中団後方の位置取り。少し空いて、ゼニスブルーは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはエリモエベレスト。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはフェアダンス。少し離れたしんがりにイワテニシキがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・T、フェアダンスが敢闘精神を発揮して直線の紙一重の攻防を辛くして物にする

先頭はマヤノトップガンでリードは体半分。2番手にプログラムとマジックキスが続く。その直後、マルシゲギャロップが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのは12番人気のマルシゲギャロップ。そのまま押し切るかに見えたが、中団にいたフェアダンスが強烈な末脚を弾けさせてマルシゲギャロップを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじてトップでゴールインした。2着のマルシゲギャロップからクビ差の3着には、途中から先頭に立ったマヤノトップガンが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたゼニスブルーが入線した。1番人気のマジックキスは2番手にいたが失速して6着に敗れた。2番人気のプログラムは2番手にいたが最後一杯になって7着に敗れた。