ワンダーアトラス（1994年生、母ヒラリーニセイ）

ワンダーアトラス（1994年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時18歳）と交配したヒラリーニセイが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、地方32戦8勝2着2回。1997年のわくわくルームオープン記念特別(B3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

津野正浬厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1996年）

6月29日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は477kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマゲンテイオーに約18馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

8月4日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセラヴィワイズに1馬身半の差をつけて優勝

9月1日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノピュアーに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスターオブワールドに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスターオブワールドに半馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

11月4日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノダイゴローに4馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

12月8日、中4週で迎えた7戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 曇/不良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（6戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のレインボームーンに3/4馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のはがくれ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセラヴィワイズに半馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

3歳（1997年）

6月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、菖蒲特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケイケオシンから1馬身半差の2着に敗北した。

6月28日、中2週で迎えた10戦目は、仙酔島特別（福山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月6日、中9週で迎えた11戦目は、報知新聞社賞（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた12戦目は、大スポ賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の鞆の浦賞（福山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた14戦目は、なし狩り特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた15戦目は、秋上げ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡崎準騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた16戦目は、初冬特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡崎準騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月23日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で岡崎準騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた18戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、わくわくルームオープン記念特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

4歳（1998年）

7月29日、約7か月の休養明けで迎えた19戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた20戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒダカジュリーから6馬身差の2着となった。

10月11日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた21戦目は、アラ系一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中0週で迎えた22戦目は、アラ系一般A3（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月2日、中5週で迎えた23戦目は、アラ系一般B3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般B3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川添明弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月31日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた25戦目は、アラ系一般B3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川添明弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1999年）

1月9日、連闘で迎えた26戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月19日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月16日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた28戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた29戦目は、松本心平騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月22日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた31戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、村岡町但馬高原植物園特別（園田ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 雨/重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後はアイアイラブソングと並んで5着同着となった。