ハートスランプ（2004年生、母エーデルタモン）

Heart Slump

2004.02.25

ハートスランプ（2004年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時16歳）と交配したエーデルタモンが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）グラン・ファーム。戦績は、地方46戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上D3二。

経歴

デビュー前

山本和之厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2006年）

11月15日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3歳（2007年）

4月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた2戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リワードオーシャンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳F6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアルプスワールドに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月4日、中5週で迎えた5戦目は、3歳F4二（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のフィリーズソングに1馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

8月8日、中4週で迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の五峰山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のストロングフローラに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月25日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上D3三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた10戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上D3一（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2008年）

1月17日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上D2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D3四（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D3四（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中越豊光騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月31日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた22戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（11戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したカツダリアにクビ差届かず2着となった。

9月2日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（12戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るウィングシーザーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

9月18日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したニシネウイルを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた25戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた26戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた28戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラアプローズから2馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2009年）

1月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で﨏畑雄一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2-14ハ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で﨏畑雄一郎騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワラクステルスから3/4馬身差の2着に敗北した。

1月24日、中1週で迎えた32戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のワラクステルスに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月7日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は﨏畑雄一郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で﨏畑雄一郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセトウチアキレスに1馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。

3月1日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で﨏畑雄一郎騎手（6戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンスカイに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

3月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で﨏畑雄一郎騎手（7戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンスカイに1馬身の差をつけて1番人気に応えた。

4月19日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、一般B8（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で﨏畑雄一郎騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた38戦目は、一般B7（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で﨏畑雄一郎騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた39戦目は、一般C5イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で﨏畑雄一郎騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた40戦目は、一般B7（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で﨏畑雄一郎騎手（11戦3勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた41戦目は、一般B5（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で﨏畑雄一郎騎手（12戦3勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた42戦目は、一般C4イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で﨏畑雄一郎騎手（13戦3勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般B7（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で﨏畑雄一郎騎手（14戦3勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた44戦目は、一般B6（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で﨏畑雄一郎騎手（15戦3勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた45戦目は、一般B7ロ（福山ダート1130m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で﨏畑雄一郎騎手（16戦3勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた46戦目は、一般B6（福山ダート1130m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で﨏畑雄一郎騎手（17戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。