グランマリアージュ（2017年生、母ラヴアズギフト）

グランマリアージュ（2017年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「偉大なる出会い(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時20歳）と交配したラヴアズギフトが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業株式会社那須野牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額1,400万円（7万×200口）で一口馬主が募集された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

12月8日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアイティナリーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2020年）

1月13日、中4週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったソングオブザハートにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

2月23日、中5週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのさわらび賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1200m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

7月26日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のワールドイズマインに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月23日、中3週で迎えた7戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの西部スポニチ賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ファストフォースにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの大府特別（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた9戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの妙高特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

4歳（2021年）

1月16日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの小郡特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

4月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの角田浜特別（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

7月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの彦星賞（福島ダート1150m 小雨/重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

10月16日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2022年）

1月29日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの有田特別（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラス（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦1勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

2022年5月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額1,400万円（7万×200口）で一口馬主が募集された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

5月14日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、4歳以上2勝クラスの邁進特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての12番ゲートからスタート。競走除外となった。