エイシンコーツザン（2001年生、母エイシンリンデン）

エイシンコーツザン（2001年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋高越山（徳島県）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンワシントン（当時10歳）と交配したエイシンリンデンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦1勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の一般C4。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

7月19日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

3歳（2004年）

1月13日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンミューを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月2日、中2週で迎えた3戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったドバイブルーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた4戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた5戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月30日、中8週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた6戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたデゼールロワ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月21日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた7戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カイカクマルタカに交わされて3馬身差の2着となった。

6月24日、中2週で迎えた9戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスギノバスターを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイユウスキャンに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月19日、中4週で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

8月31日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上C4-2（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタイメジャーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

9月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

10月6日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月14日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。