カイカクマルタカ（2000年生、母テレビショップ）

カイカクマルタカ（2000年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「改革＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時11歳）と交配したテレビショップが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤川牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方29戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は2004年の一般C15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤川牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、高橋義和によって367.5万円で落札された。

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

2月8日、デビュー戦は川合達彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月5日、中0週で迎えた3戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた4戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

8月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は川合達彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

4歳（2004年）

2月15日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったオグリオペラに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のチャレンジモアに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月9日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のウエデチカラをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

5月20日、中2週で迎えた12戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスギノバスターを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5月26日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月4日、連闘で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンコーツザンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた16戦目は、中岳賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリバービューティーを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシュバルウイングに1馬身半の差をつけて4勝目を収める

8月18日、中2週で迎えた18戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（8戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスワローロマンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウイニングスキーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパゼッションに1馬身の差をつけて優勝

9月27日、中1週で迎えた21戦目は、アサヒビールカップ（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（11戦5勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターウィンクを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナムラクラシックを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って7勝目を手に入れた。

11月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴山雄一騎手（13戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた24戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた25戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（14戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミノハヤカゼを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（15戦6勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクリュウアラシを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5歳（2005年）

1月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（16戦6勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた28戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B2（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

2月27日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた29戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、陽向ちゃん桃の花初節句特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノスターから2馬身半差の2着に敗北した。

4月10日、中5週で迎えた30戦目は、乾月特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川文貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた31戦目は、5.18駿吾6歳バースデー特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川文貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた32戦目は、文鳥ふんわり生後90日特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古川文貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた33戦目は、一般D2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で古川文貴騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

7月31日、中5週で迎えた34戦目は、健二&早由ご結婚特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川文貴騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。