ピエナノユメ（1998年生、母ボールドピリカ）

ピエナノユメ（1998年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時10歳）と交配したボールドピリカが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方31戦2勝2着6回。2000年のサマーチャレンジ1で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

5月4日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノラブハンターに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月31日、中3週で迎えた2戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月29日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた4戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジ1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

8月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き最後はワークアイと並んで7着同着となった。

8月19日、中1週で迎えた6戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

10月11日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、2歳オープンのサッカーボーイ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は国信満騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。14着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた8戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのエアジハード特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2001年）

8月21日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1-4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のノンチャンに半馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

10月24日、中4週で迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングビエントから4馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンティフィンから2馬身半差の2着に敗北した。

11月16日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナカトップシンバからアタマ差の2着に惜敗した。

12月27日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（2002年）

8月21日、約8か月の休養明けで迎えた18戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーエイスコールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた21戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、なら養蜂農協特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タガノムテキに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた23戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビッグパワーに交わされて3馬身差の2着となった。

11月19日、中2週で迎えた24戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月3日、中1週で迎えた25戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、エクセレントステージ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5歳（2003年）

7月24日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷周平騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小谷周平騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた31戦目は、3歳以上C1-1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小谷周平騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小谷周平騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小谷周平騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。