オタモイホシジョー（1997年生、母ナスノホシジョー）

オタモイホシジョー（1997年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダミスター（当時15歳）と交配したナスノホシジョーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大成牧場。戦績は、中央平地19戦0勝、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

石本義孝厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

6月3日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は404kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のロードリッチに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月1日、中3週で迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタキノスペシャルから3馬身差の2着となった。

7月14日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ1（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ3（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月7日、中0週で迎えた5戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた7戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月24日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキテールから2馬身半差の2着となった。

3歳（2000年）

2月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた13戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定4歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下のゆきつばき賞（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた16戦目は、4歳500万下のこけもも賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5月20日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定4歳500万下のカーネーション特別（東京芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（5戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

12月10日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉永護騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず12着に終わった。

4歳（2001年）

1月8日、中1週で迎えた20戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の御在所特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた24戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

3月31日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。