オーミクーザ（2010年生、母アインファスター）

オーミクーザ（2010年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サンスクリット語で宝箱を意味するＫｏｚａからの造語」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゼンノエルシド（当時13歳）と交配したアインファスターが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ビクトリーファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C3三。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

1月5日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

4月24日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつつじ賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい6着に敗れた。

6月23日、中8週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。18頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

8月10日、中6週で迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた5戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

10月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビューポイントに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B1-3（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったラピッズトウショウに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月29日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3-9（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、河合谷の郷収穫祭り特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のヒロスマイルに3馬身の差をつけて優勝

12月10日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3五（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のニシノリアンに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4歳（2014年）

1月10日、中1週で迎えた13戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。