モナリザ(1987年生、母グレースノーザリー)
Mona Lisa
1987.03.03
モナリザ(1987年3月3日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホスピタリティ(当時8歳)と交配したグレースノーザリーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は駒沢 明憲。戦績は、中央平地18戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上500万下。
経歴
デビュー前
清田十一厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(1989年)
11月11日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、3歳新馬(京都芝1200m 晴/良)に出走。馬体重は436kg。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したヤマニンシアトルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
11月25日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬(京都芝1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手(1戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。
12月17日、中2週で迎えた3戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(阪神ダート1200m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
3歳(1990年)
1月13日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利(京都ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は田島良保騎手(2戦0勝)。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェーンエアに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
2月10日、中3週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の梅花賞(阪神ダート1200m 曇/稍重)に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。
3月10日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下(阪神ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手(1戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のホリノワンダフルをアタマ差振り切って優勝
4月8日、中3週で迎えた7戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞(阪神芝2000m 曇/重)に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。
5月13日、中4週で迎えた8戦目は、3歳オープンの葵ステークス(京都芝1400m 外回り 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手(1戦0勝)。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。
6月3日、中2週で迎えた9戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下の白藤ステークス(阪神芝1600m 晴/良)に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。
4歳(1991年)
1月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、5歳以上900万下(京都ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手(1戦0勝)。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
2月2日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下(京都ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手(2戦0勝)。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。
2月17日、中1週で迎えた12戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下の春日特別(京都ダート1400m 曇/不良)に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。
6月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下(中京芝1700m 曇/稍重)に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。
7月20日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下(小倉ダート1000m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手(1戦0勝)。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアンダーオーカンを豪脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
8月24日、中4週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の耶馬渓特別(小倉芝1200m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手(2戦1勝)。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。
9月15日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下(中京ダート1000m 曇/重)に出走。鞍上は4戦連続で東田幸男騎手(3戦1勝)。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。
10月6日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の保津峡特別(京都芝1600m 外回り 曇/良)に出走。鞍上は本田優騎手(1戦0勝)。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下(京都芝1200m 晴/良)に出走。鞍上は松本達也騎手(3戦0勝)。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。