ベネチアシチー（1995年生、母チヨノシオカゼ）

Venezia City

1995.03.19

ベネチアシチー（1995年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシェリフズスター（当時10歳）と交配したチヨノシオカゼが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地9戦1勝、中央障害4戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の3歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 13戦1勝 [1-0-1-11/13]
• 総賞金 国内: 985万円
• 生年月日: 1995年3月19日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 田村駿仁 美浦
• 馬主: （株）友駿ホースクラブ
• 生産者: （株）西山牧場
• 一口馬主募集クラブ: 友駿ホースクラブ愛馬会
• 抹消情報: 中央：2000年2月12日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: アタマ

ベストレース

• レース名: 3歳未勝利
• 日付/馬齢: 1997年10月11日/2歳
• コース: 東京ダート1200m 左
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 29.4倍/5番人気
• 馬番/頭数: 6番/10頭
• 天候: 晴 21.5℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.4/ラスト=13.6
• レースペース: 稍ハイ
• 通過順位: 2-3
• 馬体重 増減: 446kg +2
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 郷原洋司 53.0kg

血統

概要

母のチヨノシオカゼは中央平地2戦0勝。曾祖母のペアオブシユーズは地方5戦0勝。父のシェリフズスターは海外G1・2勝（仏国芝,英国芝）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Rivaz＝Nasrullah	5*6*6×5*5*6	14.06%
き	Fairway＝Pharos	7*7*7*7×7*7	4.68%
牡	Bold Ruler	4×4	12.5%
牡	Hyperion	5*6*6×7	7.03%
牡	Grey Sovereign	5×5	6.25%
牡	Eight Thirty	6×5	4.68%
牡	Fair Trial	6*6*7×7	4.68%
牡	Nearco	6*7*7×6*6*7*7	7.81%
牡	Bimelech	6×7	2.34%
牡	Prince Rose	6×6	3.12%
牡	Papyrus	7×7	1.56%
牝	Commotion	5×7	3.9%
牝S	Lady Juror	7*7*7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ポツセ 1977 （USA）		Forli 1963 （ARG）	Aristophanes	Hyperion
				Commotion
			Trevisa	Advocate
				Veneta
		In Hot Pursuit 1971 （USA）	Bold Ruler	Nasrullah
				Miss Disco
父 シェリフズスター 1985 （GB）			Lady Be Good	Better Self
				Past Eight
		Kalamoun 1970 （GB）	ゼダーン	Grey Sovereign
				Vareta
父の母 Castle Moon 1975 （GB）			Khairunissa	Prince Bio
				Palariva
		Fotheringay 1964 （FR）	Right Royal	Owen Tudor
				Bastia
			La Fresnes	Court Martial
				Pin Stripe
母の父 ミルジヨージ 1975 （USA）		Mill Reef 1968 （USA）	Never Bend	Nasrullah
				Lalun
			Milan Mill	Princequillo
				Virginia Water
		Miss Charisma 1967 （USA）	Ragusa	Ribot
				Fantan
母 チヨノシオカゼ 1986 （JPN）			マタテイナ	Grey Sovereign
				Zanzara
		ボールドコンバタント 1963 （USA）	Bold Ruler	Nasrullah
				Miss Disco
母の母 キミノマツカゼ 1978 （JPN）			Antagonism	Eight Thirty
				Hostility
		ペアオブシユーズ 1970 （JPN）	ザーストン	Aggressor
				インダブト
			マーヴエラス	プリメロ
				オーマツカゼ

血統分類

• サイアーライン: ハイペリオン系
• ファミリーナンバー: 12

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1999/05/23 東京	障害2780m 良 晴	障害4歳以上未勝利	ブレイブハンター 2.7	3 / 14	8枠 13番	栗原洋一	59kg	19.1	7人	7-8-8-8		468	-2
1999/04/17 中山	障害2700m 良 晴	障害5歳以上未勝利	ゴーカイ 3.0	4 / 10	7枠 7番	栗原洋一	59kg	40.2	9人	6-6-7-4		470	0
1999/02/21 東京	障害2780m 良 晴	障害5歳以上未勝利	メイショウクマタカ 2.5	5 / 13	6枠 9番	栗原洋一	59kg	27.3	7人	4-4-3-5		470	+2
1999/01/30 東京	障害2780m 良 晴	障害5歳以上未勝利	ライラチェック 3.7	6 / 13	4枠 4番	栗原洋一	59kg	17.7	7人	8-8-8-7		468	+12
1998/08/09 新潟	芝2000m 良 晴	4歳以上500万下	ストレラー 1.3	8 / 14	1枠 1番	小林淳一	55kg	131.3	12人	10-11-11-10	36.8 / 37.3	456	+14
1998/07/12 福島	芝2000m 良 曇	アマリリス賞 500万下	シンボリクラウン 1.4	8 / 12	1枠 1番	小林淳一	55kg	115.9	11人	10-9-8-7	37.4 / 36.7	442	+4
1998/06/20 福島	ダ1700m 良 曇	4歳500万下	ガレアス 3.1	10 / 13	3枠 3番	小林淳一	55kg	375.6	12人	13-12-11-9	40.9 / 37.0	438	-18
1998/02/01 東京	ダ1200m 良 晴	カトレア賞 500万下	エアジハード 2.5	13 / 15	2枠 2番	郷原洋司	55kg	290.8	14人	12-12	38.9 / 37.2	456	+2
1998/01/06 中山	ダ1200m 良 晴	4歳500万下	ベリーバンダム 1.7	10 / 16	4枠 8番	郷原洋司	55kg	118.0	14人	13-11	38.0 / 36.5	454	0
1997/11/22 東京	ダ1600m 不 曇	3歳500万下	パルシファル 5.2	8 / 8	4枠 4番	郷原洋司	54kg	52.3	6人	8-7	44.1 / 36.4	454	+8
1997/10/11 東京	ダ1200m 良 晴	3歳未勝利	(イシノクイル) 0.0	1 / 10	6枠 6番	郷原洋司	53kg	29.4	5人	2-3	39.1 / 36.6	446	+2
1997/09/27 中山	芝1600m 重 曇	3歳新馬	ファイナルゴール 3.1	11 / 13	8枠 13番	郷原洋司	53kg	67.3	9人	2-3-6	41.5 / 35.8	444	+2
1997/09/06 中山	芝1600m 良 晴	3歳新馬	ダイワリプルス 2.2	7 / 13	4枠 5番	小林淳一	53kg	16.9	6人	4-5-5	37.9 / 36.5	442

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にてで一口馬主が募集された。

田村駿仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

9月6日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた2戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のイシノクイルをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

11月22日、中5週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3歳（1998年）

1月6日、中5週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦1勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

6月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

8月9日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4歳（1999年）

1月30日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた10戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月17日、中7週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で栗原洋一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で栗原洋一騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。3着に入った。