カトレア賞

レース展開

ゲイリーアイビスが後続を先導、その半馬身後ろにエイシンセーリングが取り付く

端を奪ったのはゲイリーアイビス。体半分のリードで一団を先導。2番手にエイシンセーリングが続く。続いて、セカンドゲスとインタープロスパーが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはロバノパンヤ。その1馬身後ろ、エリカダーレンシスとベルベットスマイルは中団前寄り。アヤノライアンは中団馬群の真ん中あたりを追走。ホーリーウエルズは中団後方の位置取り。その後ろ、エアジハードとアイアムアブラザーが10番手。ベネチアシチーは後方4番手に控えて機を待つ。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはグランカナリアとボヘミアンカバリエ。最後尾にトップガブリエルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カトレア賞、エアジハードが中団後方から切れ味鋭い差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はゲイリーアイビスでリードは1馬身。単独の2番手にエイシンセーリングが続く。そのすぐ後ろ、セカンドゲスとインタープロスパーが3番手。1馬身離れて、ベルベットスマイルとロバノパンヤが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団後方にいたエアジハードが驚異的な末脚を弾けさせ前にいた8頭を交わし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、後方5番手の位置から鮮やかな伸び脚で驀進したアイアムアブラザーが続き、2着と3/4馬身差の3着には、3番手の位置からゴールまでじわりじわりと伸びた2番人気のセカンドゲスが入った。そこから半馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたロバノパンヤが入線、さらにクビ差の5着には、2番手にいた1番人気のエイシンセーリングが食い込んだ。