キューティジュリア（1992年生、母アローテーシヨン）

Cutie Julia

1992.03.30

キューティジュリア（1992年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時18歳）と交配したアローテーシヨンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は柳川 秀美。戦績は、中央平地8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

8月14日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 雨/重）に出走。馬体重は420kg。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったエイユーギャルに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったエスケーカイザーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1995年）

4月30日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のホワイトカメリアをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

7月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったアスクセレニティーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。