バーディトライ（1986年生、母イシノエクスプレス）
Birdie Try
1986.05.10
バーディトライ（1986年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のハイセイコー（当時16歳）と交配したイシノエクスプレスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方44戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の一般B2 B3。
経歴
デビュー前
山崎彰義厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1989年）
4月1日、デビュー戦は田中剛騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。
4月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。
5月14日、中3週で迎えた3戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。
6月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。
6月25日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。
7月15日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。
7月29日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスピードライダーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
8月20日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩戸孝樹騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
9月2日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩戸孝樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
9月16日、中1週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中剛騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。
9月30日、中1週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天与の負けん気を発揮して諦めることなく走り切り、5着を確保した。
10月21日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は岩戸孝樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
11月5日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。
11月19日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（8戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。
4歳（1990年）
1月21日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月28日、中4週で迎えた16戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドジユランに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4月10日、中3週で迎えた18戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月2日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアマギリユウジンに2馬身の差をつけて2勝目を収める
5月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月12日、中2週で迎えた21戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐川久芳騎手（5戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月3日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐川久芳騎手（6戦2勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐川久芳騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐川久芳騎手（8戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のボールドジユランに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。
9月20日、中4週で迎えた25戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐川久芳騎手（9戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月19日、中3週で迎えた26戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐川久芳騎手（10戦3勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月14日、中3週で迎えた27戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐川久芳騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5歳（1991年）
5月3日、約5か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐川久芳騎手（12戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月23日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で佐川久芳騎手（13戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐川久芳騎手（14戦3勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のトツプエコーに5馬身の差をつけて制した。
7月5日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐川久芳騎手（15戦4勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月24日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で佐川久芳騎手（16戦4勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月16日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で佐川久芳騎手（17戦4勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月19日、中4週で迎えた34戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で佐川久芳騎手（18戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月16日、中3週で迎えた35戦目は、一般C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で佐川久芳騎手（19戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月25日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で佐川久芳騎手（20戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマリーアヅサに3馬身の差をつけて5勝目をマークした。
11月15日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で佐川久芳騎手（21戦5勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月12日、中3週で迎えた38戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
6歳（1992年）
1月3日、中2週で迎えた39戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（22戦5勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
1月18日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（23戦5勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
2月5日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（24戦5勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後はフアルオールと並んで5着同着となった。
2月20日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（25戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノエスプリをハナ差制して6勝目をつかんだ。
3月5日、中1週で迎えた43戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐川久芳騎手（26戦6勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月15日、中0週で迎えた44戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐川久芳騎手（27戦6勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月30日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐川久芳騎手（28戦6勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月26日、中3週で迎えた46戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐川久芳騎手（29戦6勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた47戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐川久芳騎手（30戦6勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイツチギヤロツプから1馬身半差の2着となった。
6月9日、中3週で迎えた48戦目は、川崎勝良騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月23日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川崎勝良騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月5日、中1週で迎えた50戦目は、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川崎勝良騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月20日、中1週で迎えた51戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川崎勝良騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月14日、中3週で迎えた52戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川崎勝良騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月23日、連闘で迎えた53戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川崎勝良騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた54戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川崎勝良騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた55戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川崎勝良騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月11日、中2週で迎えた56戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で川崎勝良騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた57戦目は、一般C2ハ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で川崎勝良騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月23日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた58戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。