マダムウイナー（2003年生、母マダムトランプ）

マダムウイナー（2003年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋勝者」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時13歳）と交配したマダムトランプが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着2回、中央障害7戦0勝、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ホウセイ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、ホウセイ牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

5月14日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったエテルノに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月18日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトーホウシャインにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

10月21日、中3週で迎えた7戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた8戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。14着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2007年）

1月14日、中3週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月11日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月11日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、あさがお特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた15戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月5日、中4週で迎えた16戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

10月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。