ラポールキング（1994年生、母モリノビクトリ）
1994.04.05
ラポールキング（1994年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栃栗毛。種牡馬のミマツホマレ（当時16歳）と交配したモリノビクトリが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）森垣牧場。戦績は、地方28戦11勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の有明賞(アラ系4歳以上C1)。
経歴
デビュー前
矢ケ部徹厩舎（荒尾）へ入厩。
2歳（1996年）
10月14日、デビュー戦は古泉悟騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は423kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーゴーコンドルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
11月2日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスイセイパリスに6馬身の差をつけて2勝目を収める
11月24日、中2週で迎えた3戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
3歳（1997年）
1月12日、中6週で迎えた4戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月26日、中1週で迎えた5戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
2月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマウーマンに2馬身の差をつけて3勝目をマークした。
3月9日、中3週で迎えた7戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月18日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月9日、中2週で馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた9戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のミルクカップ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月30日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は古泉悟騎手（3戦3勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
4歳（1998年）
1月5日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワンダーエンゼルに5馬身の差をつけて4勝目を手にした。
1月25日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキッカロマンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
2月14日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のファインシャープに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月1日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のホーエイキュートをハナ差振り切って破竹の4連勝を決めた。
3月16日、中1週で迎えた15戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦4勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。
7月13日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウショウハッシに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
7月27日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホーエイキュートを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。
10月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のネオダンスに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。
10月31日、中1週で迎えた19戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田順治騎手（8戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた20戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田順治騎手（9戦7勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上A1 B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で吉田順治騎手（10戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。
12月19日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田順治騎手（11戦7勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のワンダーマーキュリをクビ差振り切って勝利数を11に伸ばす
5歳（1999年）
1月2日、中1週で迎えた23戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラショナボーイを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。
1月15日、中1週で迎えた24戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（12戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。
2月13日、中3週で迎えた25戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた26戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた27戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。
4月10日、中3週で迎えた28戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（13戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。