ダイアンフォンテン（1998年生、母ラブリーアズマ）

ダイアンフォンテン（1998年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時10歳）と交配したラブリーアズマが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C5。

経歴

デビュー前

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

11月5日、デビュー戦は玉井智光騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、激烈なハイペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

3歳（2001年）

7月1日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた4戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた5戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた6戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

11月17日、中8週で迎えた8戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた9戦目は、丸山弘之騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2002年）

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山弘之騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた11戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山弘之騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた12戦目は、一般C5（高崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山弘之騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた13戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山弘之騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた14戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロッカウェイビーチから2馬身差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた15戦目は、藤塚聡子騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤塚聡子騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月2日、中4週で迎えた17戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた18戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は藤塚聡子騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノハヤブサに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月26日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は丸山弘之騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。