トウグウザン（2002年生、母ミヤビース）

トウグウザン（2002年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時15歳）と交配したミヤビースが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）小倉牧場。戦績は、地方16戦2勝2着2回。2004年のプリンセス賞(牝)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小倉牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

頼本盛行厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2004年）

7月13日、デビュー戦は中留伸治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンブリスから2馬身半差の2着となった。

8月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のダリア賞（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中留伸治騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月22日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦のファイナルホース（荒尾ダート950m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中留伸治騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中留伸治騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中留伸治騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦のもみじ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中留伸治騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月15日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定2歳オープンのプリンセス賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中留伸治騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（2005年）

1月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のシクラメン賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中留伸治騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、約9か月半の休養明けで迎えた9戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月15日、中3週で迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C25（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキングニュートリノをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムサンビームから2馬身半差の2着となった。

12月30日、連闘で迎えた14戦目は、一般C20（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のセルリアンワルツに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2006年）

1月11日、中1週で迎えた15戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月18日、連闘で迎えた16戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（5戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。